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一人じゃないと喋れない、アベシンゾー [選挙]

さて、今日から選挙だ。
なんでいつも夏にやるかね。暑いじゃないか。台風も来るし。
選挙の公示を控えて、昨日は記者クラブで党首討論が行われた。その中で安部首相は「私が答えているときは、しばらく大人しくしててください」「国民の皆様は私の話を、あなた(記者)より私の話を聞きたいんじゃないかと思いますので」などと、相手の言葉を度々さえぎって一方的に持論を披露した。これは選挙前のテレビ出演でも見られた態度だ。

日本人は基本的に討論ベタである。著書や演説では中身のある内容を語れても、討論になるとたんに説得力を失う人も多い。これは別に政治家だけではなく、多くの「識者」と呼ばれる人々全般に共通する問題だ。
しかし、安部首相の「話せなさ加減」は、これとは少し種類が違うのかもしれない。
安部首相は国会質問の際にも、自分を指差して質問した議員に「そう何回も指をささないでくださいよ。指をささなくても私に話していると分かってますから」と、質問内容ではなく、議員の態度自体を批判した(というより、キレた)こともある。それほどまでに、反論されるのが苦手な人なのだ。
なにしろ三世議員だ。オボッチャンだ。批判される場面なんて、ほとんど経験せずに53歳だ。
そりゃ、討論にも弱いはずである。
「一人で喋れない」は個人として自立していない人間を揶揄する言葉だが、アベシンゾーの場合は「一人じゃないと喋れない」のほうが正確なように思う。反論や指摘をする人がいると、とたんに歯切れが悪くなるか、キレて強い口調になるかのどちらかである。
だから内閣も、自分と同じ意見で、反論をするはずが無い「お友達内閣」メンバーでないと話が出来ない。例え不祥事を抱えまくっている「悪いお友達」であっても、そんなことは重要じゃない。能力より同一性だ。自分が責められて醜態をさらさずに済む人選だ。国民に問題発言をしても、自分に問題発言をしなければそれで良い。

人の話を聞かず、人に話せない安部政権、続投となるのだろうか?


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